幅広い役をこなす実力派俳優として知られ、アカデミー賞の主演男優賞も受賞している、ラッセル・クロウのおすすめ映画ランキング20選をご紹介します。
映画ランキングの順位について
ラッセル・クロウが出演、あるいは主要キャストを務める主な映画をリストアップし、比較的レビューの数が多い「YAHOO映画」「映画.com」「Filmarks」の3サイトの評点を平均して順位を付けています。「ラッセル・クロウ」ってどんな俳優?

1964年生まれ。ニュージーランド・ウェリントン出身。
両親が映画関係者だった事もあり、幼い頃から撮影現場に出入りしていたそうです。出身のニュージーランドからオーストラリアに移住して6歳の頃からTVの子役として活躍。
1990年に「ザ・クロッシング」で本格的に映画デビュー(映画初主演)。1995年に『クイック&デッド』でハリウッドに進出しました。この作品は、主演のシャロン・ストーンの勧めで出演したとのことです。
「骨太な男」を演じたら右に出る者がいないとの評判の一方、繊細な役など幅広い役をこなせる実力派俳優です。
1997年の「L.A.コンフィデンシャル」で熱血漢の刑事を演じ、注目を集めました。
1999年、アル・パチーノと共演した「インサイダー」でアカデミー主演男優賞にノミネートされます。
2000年の「グラディエーター」では、剣闘士の身分に墜ちたローマ帝国の将軍を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞。
2001年の「ビューティフル・マインド」でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)を受賞しました。
2014年の「ディバイナー 戦禍に光を求めて」では映画監督デビューを果たしています。
特徴として、「グラディエーター」、「アメリカン・ギャングスター」(2008年)など巨匠リドリー・スコットの作品に数多く出演。また、巨匠ロンハワードの「ビューティフルマインド」(2002年)、「シンデレラマン」(2005年)で主演を務めています。
俳優以外では、オーストラリアのロックバンド「30 Odd Foot Of Grunts」のリードシンガー、ギターリストでもあります。
私生活では短気と粗暴な振る舞いから問題が絶えないことで有名です。
ラッセル・クロウの魅力
初めて観たラッセル・クロウ出演作品は「L.A.コンフィデンシャル」でした。
ストーリー展開も秀逸でしたが、無骨でクセのある刑事役のラッセル・クロウは強烈なインパクトがあり、記憶に残りました。
その後、復讐に燃える剣闘士役の「グラディエーター」では、完全無欠のヒーロー、「インサイダー」では、元タバコ会社の副社長で告発者としての渋く暗めの演技と、三者三様の演技を見せてくれました。
その後の作品でもそうですが、幅広い役で質の高い演技力を見せてくれるのがラッセル・クロウの魅力です。
明るい役と暗い役、暴力的な役とインテリな役、独身貴族と家族持ち等、対象的なキャラの映画に出演しています。
それだけ、多くの監督やスタッフからのオファーが多いのではないでしょうか。
アカデミー賞など数々の賞を受賞した2000年代最初の頃が脂の乗っていた時期だと思います。
最近は、太ったおじさんの姿(役作り?)が目立ちますが、今だに実力派俳優として映画等に出演し、我々を楽しませてくれています。
【ラッセル・クロウ出演映画】 おすすめランキング20選
1位 世界で大ヒットミュージカルを映画化『レ・ミゼラブル』
ヒュー・ジャックマン主演作。
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説が原作で、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを豪華キャストで映画化。貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描いた作品。
ラッセル・クロウは、主演のヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン役)を追う警官役。
第85回アカデミー賞でアン・ハサウェイが助演女優賞を受賞。
- 監督:トム・フーパー
- キャスト:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ
- 公開:2012年
- 評点(平均)4.05
- Yahoo!映画:4.15 / 映画.com:4.0 / Filmarks:4.0
【レビューより】
- 気付けば涙、涙でした。歌がより心に響き感動できる。
- 俳優陣の歌唱力が見事。一人一人のキャラがしっかり立ち惹きつけられる。
- ミュージカル系は苦手だったけど、そんなことが気にならないくらい面白かった。
2位 古代ローマを舞台に復讐に燃える剣闘士の壮絶な闘い『グラディエーター』
「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコットが、古代ローマを舞台に復讐に燃える剣闘士の壮絶な闘いを描いたスペクタクル活劇。
主人公の将軍マキシマス(ラッセルクロウ)が無敵の剣闘士役、宿敵コモドゥスをホアキン・フェニックスが演じました。CGで描かれた巨大コロシアムや剣闘シーンの迫力映像も見どころ。
西暦180年、皇帝が信頼を寄せる歴戦の勇者マキシマスは、次期皇帝の任を依頼されます。しかしその晩、皇帝を息子が暗殺。罠にはまったマキシマスは、処刑の危機に陥ってしまう。
第73回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞(ラッセル・クロウ)など5部門に輝いた作品。
- 監督:リドリー・スコット
- キャスト:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン
- 公開:2000年
- 評点(平均)3.99
- Yahoo!映画:4.27 / 映画.com:3.9 / Filmarks:3.8
【レビューより】
- ラッセル・クロウの演技は完璧。まさに古代ローマの本物の戦士だ。
- 主人公マキシマスのカリスマ性が魅力
- 圧倒的に不利の状況から勝利を収めるのが胸がすく。
3位 男同士のプライドがぶつかり合う『3時10分、決断のとき』

エルモア・レナード原作の傑作西部劇「決断の3時10分」(1957年)のリメイク作品。
困窮した生活から抜け出すために、悪名高い強盗のベン(ラッセル・クロウ)を、3日後の3時10分発の汽車に乗せるまで護送をすることになった牧場主ダン(クリスチャン・ベイル)の決断と運命を描く。
早撃ちなどのアクションや、対決する男同士のプライドのぶつかり合いが胸を打つ。
- 監督:ジェームズ・マンゴールド
- キャスト:ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベイル、ピーター・フォンダ
- 公開:2009年
- 評点(平均)3.97
- Yahoo!映画:4.11 / 映画.com:3.9 / Filmarks:3.9
【レビューより】
- オリジナル版を凌駕した傑作西部劇だ。
- 久しぶりに熱いものを感じ目頭を湿らせた。
- 登場人物が魅力的!最後まで見たくなります。
4位 ラッセル・クロウとガイ・ピアースの出世作『L.A.コンフィデンシャル』

ジェームズ・エルロイ作「L.A.4部作」のひとつを映画化したクライムサスペンス。
ケヴィン・スペイシー主演で、ラッセル・クロウとガイ・ピアースの出世作となった。
ギャングのなわばり争いが激化する1953年のロサンゼルスが舞台。
元刑事を含めた6人の男女が惨殺された。被害者の相棒だった刑事バド(ラッセル・クロウ)は、別の事件の担当刑事ジャックとともに真相を追う。すると事件は意外な展開に。
1998年のアカデミー賞で、助演女優賞(キム・ベイシンガー)と脚色賞を獲得。
- 監督:カーティス・ハンソン
- キャスト:ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース
- 公開:1998年
- 評点(平均)3.99
- Yahoo!映画:4.27 / 映画.com:3.9 / Filmarks:3.8
【レビューより】
- 豪華俳優が一癖も二癖もある刑事を演じる最高の刑事サスペンスだ。
- これ以上のサスペンス作品に出会えなくて、困っています。
- 巨大な組織に立ち向かう姿は痺れます。
5位 全世界で絶賛された勇気と情熱の感動傑作『ビューティフル・マインド』
ラッセルクロウ主演
ゲーム理論の基礎を築いたノーベル賞数学者ジョン・ナッシュの伝記小説を映画化。
天才数学者ナッシュ(ラッセル・クロウ)は、周囲に変人扱いされながら研究に没頭し、画期的な「ゲーム理論」を発見。その後、MITのウィーラー研究所に採用され、愛する人と結婚。しかし、米ソ冷戦下で彼の卓越した頭脳が暗号解読という極秘任務に利用され、次第に大きなプレッシャーに追いつめられていく……。
第74回アカデミー賞で、作品賞、助演女優賞(ジェニファー・コネリー)、監督賞、脚色賞を受賞。
第59回 ゴールデングローブ賞で、最優秀主演男優賞(ラッセル・クロウ)、最優秀助演女優賞(ジェニファー・コネリー)、最優秀脚本賞を受賞。
- 監督:ロン・ハワード
- キャスト:ラッセル・クロウ、エド・ハリス、ジェニファー・コネリー
- 公開:2002年
- 評点(平均)3.92
- Yahoo!映画:4.07 / 映画.com:3.8 / Filmarks:3.9
【レビューより】
- ものすごい壮絶で過酷な人生なのに、ファンタジーをみているような美しさ。
- 愛について深く考えさせられる映画でした。
- 精神の病でさえも、論理的に考え、幻覚を無視する事に決めた発想が面白い。
6位 伝説のボクサーの半生と家族の絆を描く伝記映画『シンデレラマン』

絶望的な貧困の生活から一夜にして栄光を掴んだ伝説のボクサー、ジム・ブラドックの半生と家族の絆を描いた作品。
1930年代の大不況下のアメリカが舞台。負傷によりプロボクシングの世界から引退して肉体労働者となっていたジム(ラッセル・クロウ)は、愛する妻と子供のため、勝ち目のない新進ボクサーとの試合を引き受ける。
- 監督:ロン・ハワード
- キャスト:ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガー
- 公開:2005年
- 評点(平均)3.84
- Yahoo!映画:4.12 / 映画.com:3.6 / Filmarks:3.8
【レビューより】
- ボクサーの拳の重さ、生活、生死を掛けて戦う姿に胸が熱くなった。
- ロッキーとの違いは、こちらは実在した人物の伝記映画となっているところ。
- 夫婦のやりとりが主軸で、強く共感できた。
7位 伝説のギャング、フランク・ルーカスの半生を描く犯罪サスペンス『アメリカン・ギャングスター』

1970年代のニューヨークを舞台に実在した伝説のギャングの半生を描く犯罪ドラマ。
フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)がつくりあげた麻薬王国の興亡と、彼を追う刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)の執念の捜査が描く。
- 監督: リドリー・スコット
- キャスト:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ
- 公開:2008年
- 評点(平均)3.76
- Yahoo!映画:3.87 / 映画.com:3.7 / Filmarks:3.7
【レビューより】
- 警察と犯罪者、善と悪、黒人と白人、勝者と敗者、相反する2軸のバランスがうまい。
- 実話ベースものとしては傑作の部類に入る思う。中だるみも無く楽しめた。
- 1970年代の汚職警官やドラッグなど時代を象徴した世界観が良かった。
8位 大企業の隠蔽工作を告発する男たちの葛藤を描いた社会派ドラマ『インサイダー』

実話を基に、ある大企業の隠蔽工作を告発する男たちの葛藤を描いた社会派ドラマ。
CBSの人気報道番組のプロデューサー、バーグマン(アルパチーノ)と、元タバコ会社の副社長で告発者となるワイガンド(ラッセル・クロウ)が、巨大な勢力を相手に無謀ともいえる戦いを挑む。
これら2人の渋い演技が見もの。
- 監督: マイケル・マン
- キャスト:ラッセル・クロウ、アル・パチーノ
- 公開:2000年
- 評点(平均)3.73
- Yahoo!映画:3.90 / 映画.com:3.6 / Filmarks:3.7
【レビューより】
- アルパチーノ、ラッセルクロウがかっこよすぎて鳥肌です。ラストも最高にかっこいい。
- 所帯を持った中年オヤジが二人。彼らが我々と同じ生身の人間であるという事が観る者の胸を深く抉る。
- 事実を基にしているからかリアリティがあって本当に面白かった。
9位 凸凹コンビの絶妙な掛け合いが見もの『ナイスガイズ!』
腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)とさえない私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)がコンビを組み、ある事件を捜査するうちに国家を揺るがすとてつもない陰謀に巻き込まれる物語。
サスペンス、アクション、コメディと様々な要素が詰まった作品。
今最も旬な俳優といわれるライアン・ゴズリングと、実力派のベテラン俳優ラッセル・クロウの絶妙な掛け合いが見もの。
- 監督: シェーン・ブラック
- キャスト:ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング
- 公開:2017年
- 評点(平均)3.66
- Yahoo!映画:3.67 / 映画.com:3.6 / Filmarks:3.7
【レビューより】
- とてもテンポ良く気軽に楽しめる映画です。
- 暴力示談屋ヒーリーとダメ探偵マーチの掛け合いが何とも楽しいです。
- 話が意外としっかりしてて、予想を裏切られる展開もあり飽きる事なく最期まで楽しめた。
10位 巨大な陰謀に巻き込まれていく記者たちの戦い『消されたヘッドライン』

イギリスのBBCテレビの人気ドラマを、舞台をアメリカに置き換え映画化。
あるスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく記者たちの戦いの日々を描く。粘り強いベテラン記者をラッセル・クロウが演じる。
国会議員の愛人が死亡し、自殺と報じられるが、地元新聞の記者カルは事件の裏側に迫る重大な証拠を発見。さらなる取材を試みていき、警察の捜査さえ及ばぬ事件の深い闇へと次第に近づいていく。
- 監督: ケヴィン・マクドナルド
- キャスト:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック
- 公開:2009年
- 評点(平均)3.55
- Yahoo!映画:3.56 / 映画.com:3.6 / Filmarks:3.5
【レビューより】
- 内容に派手さはないがストーリー展開が秀逸で観ていて飽きない。
- よくできたサスペンスでオープニングからぐいぐい引き込まれます。
- 二大俳優の演技がカッコ良かったです。
11位 愛する妻と家族を取り戻すための脱獄計画『スリーデイズ』
2007年の仏映画「すべて彼女のために」をリメイクしたサスペンスドラマ。
愛する妻と家族を取り戻すため、脱獄計画に命を懸けて挑む大学教授の主人公を、ラッセル・クロウが熱演。限られた時間の中で、警察の追及をかわしながら展開するスリリングな逃走劇に手に汗を握る。
- 監督: ポール・ハギス
- キャスト:ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス
- 公開:2011年
- 評点(平均)3.54
- Yahoo!映画:3.63 / 映画.com:3.5 / Filmarks:3.5
【レビューより】
- 真実は果たして?も含めて最後までワクワクハラハラしながら楽しめます。
- どんどん軌道を離れる大学教授の危うさをラッセルクロウが好演。
- 見ていてストーリーの裏を考える隙与えません強引に引っ張られた感じ。
12位 ラッセル・クロウ主演、初監督作品『ディバイナー 戦禍に光を求めて』
ラッセル・クロウが主演を務めながら監督デビューを果たした人間ドラマ。実話がベースとなっている作品。
第1次世界大戦中のトルコ・ガリポリの戦いに出兵し行方不明となった3人の息子たちを捜すため、異国の戦地を訪れたオーストラリア人の父親の悲哀と愛情を描く。
- 監督: ラッセル・クロウ
- キャスト:ラッセル・クロウ、オルガ・キュリレンコ
- 公開:2016年
- 評点(平均)3.53
- Yahoo!映画:3.58 / 映画.com:3.5 / Filmarks:3.5
【レビューより】
- 大戦のし烈さ、悲惨さが伝わってくる映画だった。。
- 歴史背景の知識が足りない自分でも物語として楽しめた。
- 悲しい題材ですが、観終わったあとにはどこか清々しさが残ります。
13位 父と娘の絆を描いたヒューマンドラマ『パパが遺した物語』
ニューヨークを舞台に父と娘の絆を描いたヒューマンドラマ。心に傷を負いながらも娘との生活を立て直そうとする小説家の父の葛藤と、トラウマを抱える娘の姿を描く。
主人公となる父娘は、このページのランキング1位の「レ・ミゼラブル」でも共演したラッセル・クロウとアマンダ・セイフライド。
- 監督: ガブリエレ・ムッチーノ
- キャスト:ラッセル・クロウ、アマンダ・セイフライド
- 公開:2017年
- 評点(平均)3.48
- Yahoo!映画:3.43 / 映画.com:3.4 / Filmarks:3.6
【レビューより】
- 父親との過去と現代の恋愛事情が関連してる設定。おもろい。
- 泣けました‥父の愛があふれる作品でした。
- ファミリー向けとは言えませんのでご注意を。
14位 伝説の艦長と乗組員たちの戦いと成長『マスター・アンド・コマンダー』

パトリック・オブライエンの海洋冒険小説シリーズが原作。
不敗神話を誇る伝説の艦長ジャック・オーブリー率いるサプライズ号の乗組員たちの戦いと成長を描く作品。
19世紀初め、ナポレオン率いるフランスと交戦中の英国海軍。ジャック・オーブリーは、あふれる情熱や誇りある生きざまを通じて、10歳の少年から老人までを含む総勢約130人の乗組員たちを率いていた。
第76回 アカデミー賞(2004年)で撮影賞を受賞。
- 監督: ピーター・ウィアー
- キャスト:ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー
- 公開:2004年
- 評点(平均)3.47
- Yahoo!映画:3.72 / 映画.com:3.3 / Filmarks:3.4
【レビューより】
- 海戦がこんな感じなのかぁ、という感動と単純に名作という2つの感動を同時に味わえる。
- ラッセルの迫力満点の演技が、オスカーノミネートも納得でした。
- 映像は迫力とリアリティがあって素晴らしいが、ストーリーはあまり印象に残らなかった。
15位 南フランスを舞台に展開する愛と感動のストーリー『プロヴァンスの贈りもの』

ベストセラー作家ピーター・メイルの小説「南仏プロヴァンスの12ヶ月」をベースに、ロンドンで多忙な日々を送る敏腕ビジネスマンが、幼少期を過ごした南フランスで人生を見つめ直す姿を描く。
南フランスのゆったりした空気をとらえた美しい映像も見所のひとつ。
- 監督: リドリー・スコット
- キャスト:ラッセル・クロウ、マリオン・コティヤール
- 公開:2007年
- 評点(平均)3.43
- Yahoo!映画:3.59 / 映画.com:3.2 / Filmarks:3.5
【レビューより】
- 刺激は全く無いけど、ちょっと癒されたいときに観るような作品だと思う。
- 安心して観ていられる女の子にオススメなライトな作品。
- 話はいたってよくあるパターンで、特に脚本にうなるところはなかった。
16位 アクション・サスペンス大作『ワールド・オブ・ライズ』
ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、デヴィッド・イグネイシャスの原作を映像化したアクション・サスペンス大作。
CIAに雇われた元ジャーナリストの男が、ヨルダンで大規模なテロ組織を追跡する姿を描く。
中東で対テロ殲滅作戦を展開する米CIA中東局の主任ホフマン(ラッセル・クロウ)と現地工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)の2人は、爆破テロ組織のリーダーを追っていた。2人は、反目し合いながらも協力し合い、中東に架空のテロ組織をでっち上げ、おびき出そうと試みるが……。
ワールド・オブ・ライズとは、頭脳戦で展開する「嘘の世界」のこと。
- 監督: リドリー・スコット
- キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ
- 公開:2008年
- 評点(平均)3.40
- Yahoo!映画:3.51 / 映画.com:3.3 / Filmarks:3.4
【レビューより】
- 間延びを許さない演出とストーリー展開は流石のリドリー・スコット。
- 三つ巴感が最高。先が読めない展開で面白かった。
- いわゆるテロとの戦いの姿で、若干古さを感じてしまいました。
17位 伝説の義賊ロビン・フッドの闘いを描いた歴史スペクタクル大作『ロビン・フッド』
「グラディエーター」のリドリー・スコット監督&ラッセル・クロウの黄金コンビが、英国の伝説の義賊ロビン・フッドの闘いを描いた歴史スペクタクル大作。
12世紀末、十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは、帰国途上で英国の騎士の暗殺現場に居合わせた。殺された騎士の遺言を受け、彼の父親が領主を務めるノッティンガムを訪れたロビンだったが、やがて英国侵略を目論むフランスの陰謀に巻き込まれていく。
- 監督: リドリー・スコット
- キャスト:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、ウィリアム・ハート
- 公開:2010年
- 評点(平均)3.24
- Yahoo!映画:3.33/ 映画.com:3.3/ Filmarks:3.1
【レビューより】
- 迫力ある戦闘シーンも唸らされるが、それよりも社会派の内容を持ったストーリーがいい。
- それにしてもラッセルクロウかっこよすぎる…!
- 迫力はあったが、物語の出来は良くない。
18位 人質奪回 ロマンティック・サスペンス・アクション『プルーフ・オブ・ライフ』

愛し合ってはいけない男女が危険な冒険を繰り広げるロマンティック・サスペンス・アクション。
国際的な人質事件を専門に扱うプロの交渉人テリー(ラッセル・クロウ)は、会社の要請で南米の国テカラへ飛び、反政府ゲリラに誘拐されたアメリカ人技師に関する事件を扱う。
しかし、身代金の交渉前に、経営危機に陥ったピーターの会社が保険をキャンセルしていたことが発覚。テリーは一度、事件を離れるが、技師の妻アリス(メグ・ライアン)の哀願に心を動かされ、夫を生きて連れ戻すことを誓う。テリーは再びテカラに戻り、プルーフ・オブ・ライフ(生存証明)を開始するのだったが……。
- 監督: テイラー・ハックフォード
- キャスト:メグ・ライアン、ラッセル・クロウ
- 公開:2001年
- 評点(平均)3.23
- Yahoo!映画:3.28 / 映画.com:3.3 / Filmarks:3.1
【レビューより】
- 人質返還交渉の様子や誘拐された男性の妻の心の動揺などが詳しく表現されてて良かった。
- 大好きな映画です 本当にラッセルクロウが格好いい。
- 中途半端な恋愛シーンを省き、救出だけに絞ればもっと締まったいい映画になったと思う。
19位 女ガンマンの活躍を描いた痛快西部劇『クイック&デッド』

鬼才サム・ライミ監督、シャロン・ストーンを主演に女ガンマンの活躍を描いた痛快西部劇。
荒野の町リデンプションで開催される早撃ちトーナメントに、ガンマンたちが続々と集結。その中で美女エレン(シャロン・ストーン)は、父を殺した悪徳保安官ヘロッドへの復讐を胸に秘めていた。
ラッセル・クロウのハリウッド初進出作であり、当時21歳で若手のホープとして名を鳴らしていたレオナルド・ディカプリオが出演。悪徳保安官役のジーン・ハックマンを含め、今から見ると豪華キャストが共演している。
- 監督: サム・ライミ
- キャスト:シャロン・ストーン、ジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、レオナルド、レオナルド・ディカプリオ
- 公開:1995年
- 評点(平均)3.09
- Yahoo!映画:3.27 / 映画.com:2.8 / Filmarks:3.2
【レビューより】
- 内容的に凝ったところがあるわけではないが、やるかやられるか、を楽しむ映画。
- トーナメント参加者が多い割に物語はテンポ良く進む。さらっと見られて楽しめる内容。
- 西部劇というジャンルからあまりに外れなさすぎて、予定調和とすら感じてしまった。
20位「ノアの箱舟」伝説を壮大なスケールで描いた『ノア 約束の舟』
旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」を壮大なスケールで描いたスペクタクル歴史ドラマ。監督は「ブラック・スワン」などの鬼才ダーレン・アロノフスキー。
大洪水による世界滅亡を知らされた男ノア(ラッセル・クロウ)とその家族が、ある重大な使命を全うしようと巨大な箱舟の建造に乗り出していく。
物語の壮大さや、大洪水の迫力ある描写がみもの。
「ビューティフル・マインド」でもラッセル・クロウと共演したジェニファー・コネリーがノアの妻役。
- 監督: ダーレン・アロノフスキー
- キャスト:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス
- 公開:2014年
- 評点(平均)2.93
- Yahoo!映画:2.68 / 映画.com:3.0 / Filmarks:3.1
【レビューより】
- 神話を素晴らしく骨太に、そしてエンターテイメント性も高く作り上げている。
- CGを駆使し大掛かりなスペクタル作品で見応えは十二分だが、聖書の中身を期待すると裏切られる。
- 映像が綺麗なこと以外に見るところがなかった。
ラッセル・クロウ出演映画 おすすめランキング まとめ
主要サイトの評点で出演作の順位を付けた結果、第1位の「レ・ミゼラブル」は、主要キャストではあるものの主演作ではなかったのが残念でした。
主演作としての1位は「グラディエーター」です。
私個人的には、これら「グラディエーター」「L.A.コンフィデンシャル」「インサイダー」の3本が特におすすめです。
鑑賞のご参考になれば幸いです。