エックスサーバーには「スタンダード」「プレミア」「ビジネス」の3つの料金プランがあります。
これらのプランの違い(比較)と、これからワードプレスをはじめる初心者にはどの料金プランがおすすめかについてお伝えします。
私はエックスサーバーを5年以上、快適に使っています。
当サイトもエックスサーバーで運営しています。
エックスサーバーとは

エックスサーバーは、2013年9月にサービス提供を開始した老舗レンタルサーバーです。
運用年数が長く、実績が豊富で、信頼度も高く、国内シェアNo.1となっています。
実際に私も5年以上、「スタンダードプラン」を快適に使っています。
関連記事 エックスサーバーのメリットとデメリット(評判・口コミ)
エックスサーバーは個人向けのレンタルサーバーです。
法人向けのエックスサーバービジネス もありますが、ここでは触れません。
WordPressブログをはじめる初心者におすすめの料金プランは?

初心者が個人ブログをはじめる場合は、「スタンダード」一択だと思います。
スペック的に十分で、後で必要に応じて上位プランに変更できるからです。
「スタンダード」は性能・機能は十分で、初心者から中・上級者まで使えます。
小規模な法人サイトでも「スタンダード」で十分でしょう。
初心者には「スタンダード」でも スペックはかなりの余裕がありますが、運営を続けていくうちにブログのアクセスが爆発的に伸びたり、規模が大きくなるなどして、スペックを強化する必要が出た場合は、上位プランに変更できます。
比較するのが面倒という方は、「スタンダード」にしておけば間違いありません。
以下、「スタンダード」プランがおすすめの理由をみていきます。
初心者に「スタンダード」プランがおすすめの理由
各料金プランの比較表
各プランの主要な項目の比較表です。
水色の項目がプランによって違うところです。それ以外の内容は同じです。
スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
月額費用(12カ月契約の場合) | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
データ転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
CPU | AMD EPYC(第3世代) | AMD EPYC(第3世代) | AMD EPYC(第3世代) |
割り当てCPU | 6コア | 8コア | 10コア |
ホストサーバーメモリ | 1TB | 1TB | 1TB |
割り当てメモリ | 8GB | 12GB | 16GB |
サイト数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
無料独自SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
ドメイン永久無料 | 〇 | 〇 | 〇 |
サポート(メール・電話) | 〇 | 〇 | 〇 |
WordPress簡単インストール | 〇 | 〇 | 〇 |
WordPress簡単移行 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
無料お試し | 〇 | 〇 | 〇 |
料金プランによって違う内容

プランによって違う項目は以下の通りです。他の項目は全プラン共通です。
- 月額費用
- ディスク容量
- 割り当てCPU
- 割り当てメモリ
月額費用以外は全てスペックに関する内容です。
スペックは、初心者にとっては「スタンダード」でも十分過ぎる内容となっています。
続いて、 スペックの各項目を詳しく見ていき、スタンダードで十分な理由を解説します。
ディスク容量について
サーバー内の自分の領域に保存できるファイルサイズのこと。
エックスサーバーのディスクは全プランで高速インターフェース「NVMe」を導入したSSDを採用。
ディスク容量はプランによって違い、「スタンダード」のディスク容量は300GBです。
PCのハードディスクと同様で、大きいほどよいですが、一般的なWordPressサイトの運用だと100GBあれば十分です。
WordPressブログを運用する際の目安は、初期状態で約30MB。
画像の多い記事でも1記事5MB前後なので、200記事で1GB、300GBを使い切るには60,000記事と膨大な数になります。
ディスクには、サイズの大きなバックアップデータを保存する人も多いと思いますが、それでも余裕だと思います。
もし、将来的にサイトの規模が大きくなって容量が足りなくなった場合は、上位プランに変更できます。
データ転送量について
ウェブサイトにアクセスした際、サーバーからアクセスしたユーザーに送られる文字やHTMLファイル、画像、動画などのデータの合計量のこと。
データ転送量が少ないと、アクセスが集中した時にサーバーがダウンしてしまいますが、「スタンダード」のデータ転送量は上限無制限と多くのアクセスに対応できます。
転送量は以前はプランによって違っていましたが、2022年3月から900GB/日 →無制限に性能アップしました。
例えば、1ページ5MBの記事の場合、1日2万回表示されてやっと100GBという計算になります。
割り当てCPUとメモリ
ユーザー毎に割り当てられた、最大で利用できる仮想CPUのコア数のこと。
コア数が多いほど、より高速に、多くのアクセスを処理できる。
ユーザー毎に割り当てられた、最大で利用できるメモリ。
多いほど多くの同時アクセスを処理できる。
エックスサーバーは全プランで最新の高性能CPU「AMD EPYC(第3世代)」を導入、メモリも1TBとなっています。
プランによって異なるのは、割り当てCPUと割り当てメモリです。
「スタンダード」はそれぞれ6コア、8GBで、同一料金帯の他社と比べて高いスペックとなっています。
上位プランはCPU、メモリの値がより大きくなり、処理性能がさらにアップしますが、「スタンダード」のスペックでエックスサーバーの高速性能を十分に発揮できます。
エックスサーバー「スタンダード」プランの価格表

契約期間が長ければ長いほど、割引率が高くなります。
ただ、これからブログを始めるという方は、しばらく使ってみないと分からないことが多いので、3~12カ月位で契約するとよいかもしれません。
契約期間 | 初期費用 | 月額 | 初回・更新時の支払額 |
3ヶ月 | 3,300円 | 1,320円 | 7,260円(税込) |
6ヶ月 | 3,300円 | 1,210円 | 10,560円(税込) |
12ヶ月 | 3,300円 | 1,100円 | 16,500円(税込) |
24ヶ月 | 3,300円 | 1,045円 | 28,380円(税込) |
36ヶ月 | 3,300円 | 990円 | 38,940円(税込) |
キャンペーンを利用すると更に安く契約できます。
また、試した後で契約できる「10日間の無料お試し期間」もあります。
エックスサーバー【キャンペーン情報】( 2022年6月16日(木)18:00まで)
対象:新規契約(全プラン)
【半額キャッシュバックキャンペーン】12ヶ月以上の契約で利用料金が実質半額!
(スタンダードの場合)
12ヶ月契約・・・6,600円 キャッシュバックで【実質550円/月】
24ヶ月契約・・・12,540円 キャッシュバックで【実質522円/月】
36ヶ月契約・・・17,820円 キャッシュバックで【実質495円/月】
WordPressブログを始めるなら「スタンダード」プラン一択
繰り返しになりますが、これからブログを始める方はエックスサーバーの「スタンダード」プランがおすすめです。
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外部リンク 初心者のためのブログ始め方講座