TCDのネットショップ向けテーマWordPressテーマ「Ankle」をご紹介します。
「Ankle」は、小・中規模サイトに適したテーマで、専門的な知識がなくても簡単に洗練された本格的なネットショップを作成できます。
ECサイト構築プラグインWooCommerceの専用テンプレートとなっており、ネットショップに必要な機能がそろっています。
ここでは、「Ankle」の特長やメリット、デメリット、主な機能などについてお伝えします。
WordPressテーマ TCD「Ankle」とは
TCD「Ankle」の基本情報
TCD「Ankle」はTCDが提供するWordPressテーマの一つです。
TCDはWordPressテーマの累計ユーザー数10万人以上、国内シェアNo. 1のブランドで、業種やジャンル別に特化した80種類ものテーマを提供しています。
名称 | ワードプレステーマ「Ankle」(TCD92) |
ジャンル | ECサイト(ネットショップ)向け |
価格 | 21,780円(税込) |
購入 | 買い切り |
ライセンス | 複数のサイトで使用可能 / 制作代行には特別ライセンス契約が必要 |
サポート | 無料メールサポート有 |
販売元 | 株式会社デザインプラス |
TCD「Ankle」のメリット・デメリット
「Ankle」は、専門的な知識がなくても簡単にネットショップが作成できます。
Ankleは、小・中規模のネットショップで、アクセサリー・コスメ・雑貨・家具など、ライフスタイル関連の商品を出品するのに向いています。
ECサイト構築プラグインWooCommerceの専用テンプレートで、ネットショップに必要な機能がそろっています。
- ショッピングカート「WooCommerce」に対応
- 本格的なECサイトを簡単に構築できる
- 洗練されたデザイン
- デザインをワンタッチで変更可能
- 商品の魅力や必要な情報をスピーディに伝える商品ページ
- レビュー機能で口コミをコンテンツ化できる
- ブログと連携してSEO対策がしやすい
- クーポンやキャンペーンに活用できる
- コンパクトにまとまっているので、内容によっては規模が大きくなると物足りない
- カスタマイズ性がやや低い
- 記事の装飾機能が少なめ
TCDテーマ全体に言えますが、業種やサイトのジャンルに特化して美しいデザインになるよう設計され、簡単にデモ画面のような美しいサイトを作成できる大きなメリットがある反面、テンプレートと大きく異なるデザインの場合はカスタマイズしにくいというデメリットがあります。
TCD「Ankle」のトップページ(デモサイトで)の全体像を確認
※縦にスクロールできます。
「WooCommerce」との連携で高機能なECサイトを構築できる
WooCommerceとは
WooCommerceは、WordPress用プラグインで、ショッピングカートの世界シェアNo.1です。
海外製ですが、日本語化プラグインも利用でき、日本でも人気があります。
- 無料で利用できる
- ECサイトに必要な機能がそろっている
- 本格的なネットショップが開設できる
- 拡張性がが高い
- ショッピングカート機能
- 商品登録
- 商品ページ作成
- 消費税率の設定
- 配送オプション
- 注文管理機機能
- 関連商品(アップセル・クロスセル表示)
- クーポン利用・管理
- ダウンロード販売
- クレジットカード、銀行振込、PayPal、Stripeなど、主要な決済に対応
- 決済方法の設定
- ユーザー登録・顧客管理機能
- SNSとの連携
基本的な機能だけで上記のような機能がありますが、拡張性が高く、数多くの拡張プラグインがあります。
また、クレジットカードを導入するためには、決済代行業者と契約する必要があります。
「Ankle」の優れた機能・性能の紹介
「Ankle」の主な機能、注目の機能をご紹介します。
トップページは3タイプのデザインから選択できる
Ankleは様々な用途のショップが開設できるよう、トップページは、3タイプから選択できます。
- トップページ1(ヘッダーなし)
- トップページ2(ヘッダースライダー)
- トップページ3(フル幅ヘッダースライダー)
効率よく自由につくることができるページ作成機能
以下の画像のように、それぞれベースのレイアウトやコンテンツの有無をワンタッチで切り替えられるので、豊富なバリエーションのページを自由に作成できます。
必要な情報が整うスマートな商品ページ
商品ページでは、情報を整理してスマートに訴求することができます。
商品の簡単な説明のほか、追加情報やバナーを設置できるフリースペースや、サイズや素材を記載するスペック表を使って美しく整理できます。
以下のように、サイズや素材などのスペック、備考などをタブで表示させることで、必要な情報をコンパクトにまとめています。
注目商品バッジの自動表示機能
Ankleでは以下の3種類のバッジと在庫切れラベルを、それぞれ()内の条件で自動表示できます。
注目すべき商品が一目で分かりやすく、目立たせることができます。
- 新着商品(商品公開から3日以内の商品)
- セール商品(セール価格を設定した商品)
- おすすめ商品(管理画面で指定した商品)
- 在庫切れラベル(在庫が無くなった商品)
評価を直感的に伝える星レビュー
Amazonのような星レビューを表示する機能です。
商品の口コミをお客様に投稿してもらい、そのままコンテンツ化できます。
複数の評価が自動で平均化され、商品タイトルの下に反映されます。
クーポンなどに活用できるCTA機能
CTA機能では、サイト内にクーポンやキャンペーンページへのリンクを表示できます。
以下、3タイプから選択できます。(以下の画像はサイト右下のポップアップタイプ)
- ブログ記事下部に表示するタイプ
- サイトの右下にポップアップするタイプ
- 全画面タイプ(最初に訪れたページにのみ表示されるモーダルウィンドウ)
わかりやすいマニュアル
インストールから商品の出品にいたるまでの解説マニュアルが用意されています。
WooCommerceを使ったことがない人でもショップを開設できるよう丁寧に解説しています。
TCD「Ankle」の口コミ・評判
私自身、実際、TDCテーマを使ってみて、テーマの設定や機能だけでデモサイトのような、おしゃれなサイトが作成できる点、ジャンルに合わせたデザインや機能に特化している点が大きなメリットだと思いました。
一方、CSSを使うなどしてデザインを大きく変えるなどのカスタマイズはしにくいと感じました。
SNSで見つけたTCD「Ankle」の口コミです。
SNSは、様々なスキルや立場の方がいるので、あくまでも参考程度にご覧ください。
メタバースで使える3D美少女アバターをダウンロード販売するオンラインショップを、TCDのWordPressテーマ「Ankle」を使って「WooCommerce + Stripe」で構築中。オンラインマニュアルがわかりやすく、TCDのサポートが受けられます。
引用元 WEEKlizm@OtomonoLive
TCDさんのWordPressテーマ「ANKLE」買いました。WooCommerceに対応してる日本製テーマってなかなか無いんですよねー。かれこれTCDのテーマ10個くらい買ってる。
引用元 ねも @ysnrnemo
TCD「Ankle」を採用したサイト事例
TCD「Ankle」がシンプルすぎるという方は
TCD「Ankle」は、小・中規模なネットショップをスタートする方におすすめです。
価格も19,800円と、ネットショップ用有料テーマの中ではお手頃な価格です。
これだけの機能やデザイン性があるネットショップの制作を専門業者に依頼するとかなり高額になることを考えると、かなりリーズナブルだと思います。
中・大規模サイトを構築したい方は
ただ、TCD「Ankle」は、コンパクトなつくりなので、中・大規模サイトを構築したい方には、少し物足りない部分があるかもしれません。
そういった方には、中・大規模サイト向けのテーマ、TCD「EGO.」がおすすめです。
「Ankle」と比べて価格は高くなりますが、規模感のあるサイトが構築でき、機能もより充実しています。
まとめ
ネットショップの構築は、商品の購入プロセスが絡むので、一般的なコーポレイトサイトやブログなどと比べると、難しい面も多いです。
そうしたネットショップ向けの機能が豊富で、デザインやレイアウトも洗練されているTCD「Ankle」は、これからネットショプをはじめたいという方のおすすめのテーマです。
専門の制作会社に依頼せず、自前でサイトを構築できるので、大幅な費用削減もできます。