【WordPress】初心者向けテーマの選び方とおすすめ国産テーマ9選(無料・有料)

ワードプレステーマ

ブログ初心者におすすめのテーマが知りたい

公式テーマと非公式テーマ、無料テーマと有料テーマ。
どちらがいいの

WordPressの開設をサポートしてきた中で、様々なテーマを扱ってきた私が、初心者の方のこのような疑問にお答えします。

初心者にとって使いやすいテーマの導入は必須です。

WordPressのテーマは数千種類もあるので、選ぶのが大変かもしれませんが、中高年や初心者の方に合ったテーマとなると、選択肢も絞られてきます。

ここでは、WordPressテーマの選び方とおすすめの無料・有料テーマをご紹介します。

ツッチー

ブログ運営の上で、テーマ選びは、サイトのデザイン、記事の書きやすさ、SEO対策、サポートなどを左右する重要な部分です。しっかりと選びましょう。

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目次

WordPressテーマについて

WordPressテーマとは?

WordPressテーマとは

デザインテンプレートのことです。
インストールすると、ブログの見た目・デザインを設定でき、テーマよってブログの印象も大きく変わります。

HTMLやCSS等の知識がなくても、綺麗なサイト、カッコいいサイトを作ることができます。(※より細かなデザインのカスタマイズにはHTMLやCSS等が必要です)

「テーマ」によってサイトのデザインや機能が違います。

一般的に有料テーマの方が、デザイン性、機能面、サポートなどの面で優れているといわれていますが、機能面やサイトの読み込み速度などが優れた無料テーマもあるので、コストも含めて総合的に決めるとよいでしょう。

よくわからない方は、利用者の多い人気の国産テーマを選ぶと大きく外れることはないと思います。

WordPress「公式テーマ」と「非公式テーマ」はどう違うの?

公式テーマは、WordPressの管理画面で 外見 > テーマ >新規追加 で検索して直接インストールすることができます。

WordPressインストール直後は、海外製のWordPress公式テーマ(無料)が適用されています。

最初からインストールされているテーマ以外にも、膨大な数のWordPress公式テーマが利用できますが、海外製テーマはマニュアルやネットの情報を調べるのが大変ですので、初心者は使いやすい国産テーマを選ぶことをおすすめします。

公式テーマが非公式テーマより優れているということはありません。

後でご紹介する初心者向けの無料テーマ、有料テーマは、国産の非公式テーマです。

テーマの途中変更は可能か?

ブログをスタートした後のテーマの変更は、管理画面でテーマをアップロードして切り替えるだけなので簡単にできます。投稿済の記事もそのまま使えます。

しかし、テーマを変えると多くの場合、書いた記事のデザインが崩れたり、数多くの調整が必要になったりするため、手間がかかります。また、テーマ特有の機能を使っていた場合は、それが使えなくなります。

投稿記事が増えれば増えるほど変更が大変なので、最初にしっかりと選ぶのがよいでしょう。

「無料テーマ」と「有料テーマ」どちらを選ぶか?

ブログをはじめたばかりの初心者がまず悩むのが「無料テーマ」か「有料テーマ」かということ。

無料テーマと有料テーマの一般的な違いをまとめると

無料テーマ
  • シンプルなデザインで機能が少なめ
  • 初期コストを抑えられる
有料テーマ
  • 無料テーマと比べて、デザイン性、機能性に優れている。
  • サポート体制が整っている。

有料テーマはデザインや機能も整ったものが多いので、効率的に記事執筆が進められると思います。

ただ、無料テーマでも、Cocoonは有料級の機能を備え、ユーザー多いのでネット上に情報が多いです。
また、 Luxeritas のように有料テーマ以上の表示速度を実現できるテーマもあります。

有料テーマの方が稼ぐことができるという意見も多いですが、やはり一番重要なのはコンテンツです。

無料テーマでも稼いでいる人はたくさんいます。

テーマを選ぶポイントは? ポイント別のおすすめテーマ

テーマを選ぶ5つのポイントです。

全てを兼ね備えているテーマというのはないと思います。
①~⑤を総合的にみて、自分の目的にあっているテーマを決めましょう。

※各ポイントのおすすめテーマの概要については、後で紹介します。

❶デザイン性

ポイント別おすすめテーマ
  • シンプルで自由度の高いデザイン
    SWELL、Affinger6、Diver、THE THOR、Cocoon、Luxeritas、Lightning
  • 着せ替え(スキン)機能がある
    SWELL、Affinger6、THE THOR、Cocoon、Luxeritas、Lightning(有料プラグイン)
  • 特徴のあるデザイン
    JIN、SANGO

デザインがよくてもアクセスが上がったり、SEOが強くなるわけではありません。やはりコンテンツが最重要です。

とはいっても、お気に入りのデザインの方が気持ちよく記事が書けるし、デザインが魅力的な方がユーザーの周遊率が上がるなど、アクセスアップにつながります。

デザインはテーマによって違いますが、自由度が高くオリジナリティを出しやすいテーマと特徴があるテーマがあります。
特徴のあるテーマは好みに合えば選んでも良いと思います。

ただ、テーマを使う限り、だいたい何のテーマを使っているか分かります。
もちろん、どのテーマでもCSSを駆使してオリジナリティを出すこともできますが、限界はあると思います。

記事作成のしやすさ

ポイント別おすすめテーマ
  • 記事を書くための機能が充実
    SWELL、Affinger6、Diver、THE THOR、Cocoon、Luxeritas、Lightning
  • ブロックエディタ―対応の進んでいるテーマ
    SWELL、Affinger6、Cocoon、Luxeritas、Lightning

テキスト装飾や囲み、吹き出し、ランキング作成、アフィリエイトリンクなど記事を書くためのエディターの機能拡張が充実しているかどうか。

また、テーマによっては、WordPress5.x以降で標準となったブロックエディタ―への対応が遅れているものもありますので、ブロックエディタ―の機能を重視する方は注意しましょう。

サイトの表示速度

ポイント別おすすめテーマ
  • サイトの表示速度が速いテーマ
    SWELL、Affinger6、THE THOR、Cocoon、Luxeritas

サイトの表示速度は、早いほどSEO的に有利です。
テーマに「高速化設定」があるテーマも多いです。

SEO対策

ほとんどのテーマが基本的にSEO対策済で、SEO対策のプラグインを入れると機能が重複してしまうことも多いです。

「SEOに強い」「上位表示できる」などと謳ったテーマもありますが、そのテーマを使っただけで上位表示できるようになるわけではありません。
コンテンツを充実させることが大切です。

ただ、サイトの表示速度はテーマよって違い、SEO的には速いテーマが有利です。

今回ご紹介した9つのテーマもSEO対策済ですが、Lightningのように専用プラグインにSEO対策が盛り込まれているテーマもあります。

サポート体制

ポイント別おすすめテーマ
  • サポートのあるテーマ
    SWELL、Affinger6、Diver、THE THOR、JIN、SANGO、Cocoon
  • ネットに情報が多いテーマ
    SWELL、Affinger6、THE THOR、Cocoon、Luxeritas

初心者にとっては、何かあった時にサポートがあると安心です。

有料テーマは基本的にサポートがあり、ファーラムと問い合わせのどちらかという形式が多いです。
無料テーマでは、Cocoonがフォーラムを持っています。

また、慣れないうちはググって調べることが多いので、ネットに情報が多いと助かります。
古めで人気のあるテーマは情報が多いです。

次にWordPressのおすすめ有料テーマと無料テーマをご紹介します。

WordPress おすすめ有料テーマ①(カスタマイズ性抜群テーマ4選)

まず、カスタマイズ性に優れ、個性的なサイトを作成できるおすすめテーマ4つをご紹介します。

SWELL(スウェル) 機能性抜群の上に高速化実現。シンプルで美しいデザイン

swell

ブロックエディタ向けの数多くの便利機能を備えています。
設定画面もわかりやすく、マニュアルも親切なため、初心者でも使いやすい。
表示スピードが速いのも特徴です。

▼ SWELLのサンプル

SWELLデモサイト

SWELL

価格17,600円(税込)
デザイン基本はシンプル・カスタマイズ性高い
機能の多さ多い
表示速度速い
複数サイト利用可
サポートサポートフォーラム
SWELL の特徴
  • ブロックエディタ―完全対応で豊富なカスタムブロック
  • シンプルで美しいデザイン
  • 表示スピードが速い
SWELLの不評な点
  • 価格が高め

Affinger6(アフィンガー6)「アフィリエイトで稼ぐ」に特化

アフィンガー6

「アフィリエイトで稼ぐ」ということに特化しており、ブログを収益化させたい人向けの機能が充実しています。

▼ Affinger6のサンプル

 affingerデモサイト

Affinger6(アフィンガー6)

価格14,800円(税込)
デザイン基本はシンプル・カスタマイズ性高い
機能の多さ多い
表示速度速い
複数サイト利用可
サポート問い合わせ
Affinger6 の特長
  • 完成度の高いデザイン
  • 極力JavaScriptを利用しない設計となっており、表示速度向上が期待できる。
  • 便利なエディター補助機能が充実
  • ウィジェットが豊富で、様々な使い方ができる。
Affinger6の不評な点
  • 設定箇所が多くやや複雑
  • 有料の拡張機能が多い

Diver(ダイバー)高機能で美しいデザインを実現

diver

オリジナルの多彩な機能が豊富で、HTMLやCSSの知識がなくてもデザイン変更や設定等の操作が容易にできるテーマです。

▼ Diverのサンプル

diverデモサイト

Diver

価格17,980(税込)
デザイン基本はシンプル・カスタマイズ性高い
機能の多さふつう
表示速度やや遅め
複数サイト利用可
サポート問い合わせ
Diver の特長
  • オリジナルの多彩な機能
  • カスタマイズ性に優れている
  • 洗練されたデザイン
  • 購入後のサポート期限と回数が無期限
Affinger6の不評な点
  • 表示速度がやや遅め
  • 便利な「入力補助機能」の一部がブロックエディタ―では使えない。
  • 価格がやや高め

THE THOR(ザ・トール)高機能、おしゃれで洗練されたデザインが特徴

the thor

洗練されたデザインとカスタマイズ性、表示速度の速さを実現。多機能でプラグイン不要、すべての要素が揃った「オールインワンパッケージ」が特徴のテーマ。

▼THE THORのサンプル

the thorデモサイト

THE THOR

価格16,280円(税込)
デザイン基本はシンプル・着せ替え機能あり
機能の多さふつう
表示速度速い
複数サイト利用可
サポート会員限定フォーラム
THE THOR の特長
  • オリジナルの多彩な機能
  • カスタマイズ性に優れている
  • 美しく洗練されたデザイン
  • 「デザイン着せ替え機能」でプロが制作したデザインのサイトがすぐにできる。
  • 無期限・無制限のサポート
THE THORの不評な点
  • 管理画面がやや複雑
  • ブロックエディタ―が非推奨
  • 価格がやや高め

WordPress おすすめ有料テーマ②(特徴あるデザインのテーマ2選)

ここでは、デザインに特徴のあるテーマ2つをご紹介します。

2つのテーマは人気のブロガー・アフリエイターがユーザーの視点で開発し、デザインに特徴のあるテーマです。

既に多くのユーザーがいて、似通ったデザインになってしまう可能性がありますが、価格も安めで使いやすいテーマなので、デザインが好みに合うならばおすすめです。

JIN(ジン)初心者でもキレイで見やすいブログを実現

jin

アフィリエイターの ひつじさんが開発したテーマ。
初心者でもサイトのカスタマイズが簡単にでき、HTMLやCSSの知識がない初心者でも、キレイで見やすいブログを作ることができます。
「マニュアル」も初心者でもわかるようにていねいに解説されています。

▼ JINのサンプル

jinデモサイト

JIN

価格14,800(税込)
デザインやわらかい雰囲気
機能の多さふつう
表示速度やや遅め
複数サイト利用可
サポート問い合わせ
JIN の特長
  • エディターの補助機能が充実。記事を装飾するリストやボックスの種類が豊富で、「ボタン」「ランキング」「吹き出し」など便利な機能が数多くある。
  • サイト全体の色、細部の色、見出しや文字色などの変更が簡単にできる「デザイン切り替え機能」有り。
  • サイト全体のデザインを簡単に変えることができる「着せ替え機能」(公式サイトでデザインをダウンロードして、自分のブログに使う機能)
JINの不評な点
  • 表示速度が遅め
  • 同じテーマの利用者とデザインが似た感じになりがち

SANGO(サンゴ)心地のよいマテリアルデザイン

sango

デザイン・ウェブ制作の記事が人気の「サルワカ」の中の人が制作した有料テーマ
Google推奨のマテリアルデザインを採用していて、心地の良いデザインが魅力。

SANGO

価格11,000円(税込)
デザインマテリアルデザイン
機能の多さふつう
表示速度速い
複数サイト利用可
サポート問い合わせ
SANGO の特長
  • Google推奨のマテリアルデザインを採用。
  • 見出し、ボタン、ボックス等で豊富なデザインが利用できる
  • ショートコードで吹き出し、レビュー用ボックス、タイムラインなどを簡単に表示できる
SANGOの不評な点
  • 表示速度が遅め
  • 同じテーマの利用者とデザインが似た感じになりがち

WordPressのおすすめ無料テーマ3選

Cocoon(コクーン)無料なのに超高機能テーマ

cocoon

「Cocoon(コクーン)」は、無料とは思えないほど機能が充実している国産の無料テーマで、数多くのユーザーが利用しています。
「Simplicity」というワードプレステーマの後継として製作されました。

Cocoon(コクーン)

価格無料
デザイン基本はシンプル・数十種類のスキン有
機能の多さ多い
表示速度速い
複数サイト利用可
サポートフォーラム有
Cocoon の特長
  • 吹き出し、囲み装飾、ランキング作成などエディタ―補助機能が充実
  • Amazonや楽天のアフィリエイトリンクもショートコードで簡単作成
  • デザインを簡単に変えられるスキン機能
  • ページ高速化機能がある。
  • ブロックエディタにもしっかり対応
  • 日本語の専用マニュアルサイトで設定が初心者にも分かりやすく紹介
  • 無料なのに専用フォーラムが充実
  • ユーザーが多く、ネット上の情報が圧倒的に多い
Cocoonの不評な点
  • デザインがシンプルで平凡
  • カスタマイズにHTMLやCSSが必要になる。

Luxeritas(ルクセリタス)カスタマイズ性の高いシンプルなテーマ

luxrritas

Luxeritasは高速化、SEO・レスポンシブ・多機能を重視しているテーマです。
設定できる項目が多く、細かな部分までカスタマイズしたい方に向いています。

Luxeritas(ルクセリタス)

価格無料
デザインシンプル・10種類位のデザインファイル有
機能の多さやや多い
表示速度とても速い
複数サイト利用可
サポートなし
Luxeritas の特長
  • WEBサイト表示速度の圧倒的な速さで有名
  • デザインのカスタマイズ性が充実。
  • エディタ―補助機能が充実。ショートコード登録機能
  • 高速化設定がある。
  • 基本シンプルなデザインだが、見た目を簡単に変更できるデザインファイル機能あり
  • ブロックエディタにもしっかり対応
Luxeritasの不評な点
  • デザインがシンプルで平凡
  • フッターに表示される提供元を消すのに有料プラグインが必要

Lightning(ライトニング) シンプルで使いやすいテーマ

ligheting

Lightningはシンプルで使いやすい操作性が特徴で、ブログだけでなく、コーポサイトにも使いやすいテーマです。

VK ExUnitとVK Blocksという専用の拡張プラグインが用意されており、機能性・カスタマイズ性、SEO対策も兼ね備えています。

Lightning(ライトニング)

価格無料
デザインシンプル
機能の多さやや多い
表示速度やや遅め
複数サイト利用可
サポートなし
Lightning の特長
  • シンプルなデザイン
  • カスタマイズしやすい
  • 専用の拡張プラグインにより機能を充実させられる
  • ブロックエディタ―に完全対応
  • WordPress公式ディレクトリに登録されているテーマ
Lightningの不評な点
  • サポートがない
  • デザインスキンのプラグインは有料

結局、どのテーマがおすすめか?

結局、どのテーマも一長一短があり、一つに絞るのは難しいですが、バランスが取れているテーマとして特におすすめなのが、有料テーマは「SWELL」、無料テーマは「Cocoon」です。

WordPressでテーマをインストール・有効化する手順

WordPress非公式テーマを対象とした方法です。
※公式テーマは管理画面だけで、テーマの検索、インストール、有効化が可能です。

ここでは無料テーマ「Cocoon」を例に解説します。

手順① テーマをダウンロードする

テーマが決まったら、そのテーマの公式サイトでダウンロードします。(有料テーマの場合は購入するとダウンロードできます。)

「Cocoon」の場合は、親テーマと子テーマの両方をダウンロードします。

WordPressテーマ
WordPressテーマ

ダウンロードした2つのファイル。アップロードできるのは「.zip」という形式のファイルです。

WordPressテーマ

手順② テーマをWordPressにアップロードする

WordPressの管理画面で、「外観」>「テーマ」をクリックします。

WordPressテーマ

「テーマ」の画面で「新規追加」をクリックします。

WordPressテーマ

「テーマを追加」の画面で「テーマのアップロード」をクリックすると、アップロード画面が表示されます。そこで、ダウンロードしたZIPファイルを選択してアップロードします。

アップロードできたら「今すぐインストール」をクリックします。

WordPressテーマ

手順③ アップロードしたテーマを有効化する

テーマをアップロードできたら、「有効化」をクリックすると、テーマが反映されます。

WordPressテーマ

有効化したら、左上のサイトのタイトルをクリックして、テーマが反映されているか確認しましょう。

WordPressテーマ
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